女性

ジェンダー

女性議員のいないまちで

最近、秋田県内の男性議員Aさんと話しました。  Aさんが住むまちでは、ある公共事業が進められようとしています。Aさんはこの事業に「個人的には反対」。けれどAさんのいる派閥が賛成しているので、やむなく賛成に回っています。  まちの財政状況を考...
ジェンダー

女子と男子の開きは68年

〈県人寮の67%が男子専用 深刻な男女格差〉というタイトルの記事をSNSで目にしました。  「県人寮」は、地方から首都圏の大学に進学した学生を受け入れる寮。道府県の育英会が運営している例が多く、地元出身の学生のみが入居できます。ここに深刻な...
コラム

女性は道具ではない 

「若い女性の定着が重要」「若い女性の定着回帰を目指す」—。人口減少への対策としてこのような言葉を見聞きするたび、違う、そうじゃない、と強く思ってきました。6月5日、厚生労働省が2023年の人口動態統計を発表し、秋田県は出生数が「ワースト」と...
コラム

「観光レディー」もうやめませんか

2月29日、秋田市の市政だより「広報あきた」が自宅に届きました。  表紙には「ミルハス」という秋田最大の芸術劇場で映画祭がある、という告知が載っていました。いろんな俳優や監督が秋田に来るんだな…と思いながらページをめくり、こんな募集記事が目...
コラム

「体冷やすと、子どもを産めなくなるよ」

秋田の冬はとにかく寒い。「体冷やさないようにしないと。子ども産めなくなるよ」。10代から20代にかけて、そういう言葉を何度もかけられた。記憶があいまいではっきりとは言えないが、1976年生まれの私が中高生くらいの時にはもう耳に入っていたよう...
ジェンダー

秋田の女性はアクセスできない――「経口中絶薬」承認から考える

「中絶するには、手術でかき出すしかない」。私は長く、そう思い込んでいました。しかしそれは日本国内の話であって、世界では「飲み薬」によって妊娠を終わらせる方法が主流となっており、WHO(世界保健機関)も推奨しているということを最近、知りました...
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